遺言相続

解決実績

当事務所の遺言・相続問題の解決実績の一例をご紹介します。

・不動産を相続した兄に対して遺留分を請求し、約1000万円を獲得した事案

・個人事業主が公正証書遺言で個人財産の相続と事業承継を実現した事案

・相続人のいない方が遺言によって慈善団体等に遺贈した事案

・兄が主張する寄与分の主張を排斥し、1/2ずつの遺産分割を実現した事案

・兄の債務を相続放棄した事案

遺言・相続を弁護士に依頼するメリット

遺言書作成や相続問題の解決を弁護士に依頼するメリットは、専門的な知識を持つ弁護士が、家族関係や利害対立などを把握したうえで、問題を的確に解決し、円滑な手続きをサポートできる点にあります。

具体的には、法的トラブルを回避するためのアドバイスが受けられたり、弁護士が家族間の利害関係をうまく調整することで遺産分割協議がスムーズに進んだり、遺留分問題や相続放棄などの対応も安心して任せることができるのが弁護士です。

また、関連する問題として財産管理などのアドバイスもすることができます。

プロの知識で法的トラブルを回避

弁護士による遺言・相続のサポートを受けた場合、プロの知識を活用して法的トラブルを未然に防ぐことができます。

例えば、遺言書の作成の際、法律に適した形式での記載や内容の確認ができるため、後々のトラブルを防止することができます。また、相続人間での問題が発生している場合でも、弁護士が適切な解決策を提案し、トラブルの解消に導きます。

遺産分割協議が円滑に進む

遺産分割協議は、遺産相続において最も重要なプロセスの一つですが、弁護士に依頼することで円滑に進めることができます。弁護士は遺産分割協議の進め方や注意点を把握しており、相続人間の意見が割れた場合でも中立的な立場から適切な解決策を提案します。

また、相続人同士でのコミュニケーションが難しく、協議自体が困難な場合であっても、弁護士が間に入ることで、遺産分割協議をスムーズに進めることが可能です。

遺留分問題や相続放棄の対応も安心

遺留分問題や相続放棄の対応も、専門知識を有する弁護士であれば安心して任せることができます。遺留分は、その相続人が法定相続分よりもかなり少ない財産しか受け取れない場合に他の相続人に請求できるものですが、その問題解決には法律の解釈や判例などの専門的な知識が必要です。

また、相続放棄を検討する際には、放棄の手続きやその影響を正確に把握することが大切です。弁護士であればこれらの問題にも的確に対応できます。

適切な財産管理や相続税対策もサポート

相続税対策や適切な財産管理も、弁護士であれば十分なサポートができます。弁護士は、様々な法的制度を活用した適切な財産管理方法に精通しており、個々の状況に合わせたアドバイスを提供できます。

また、税理士と連携することにより相続税の節税方法、相続税申告書の作成や、司法書士と連携することにより不動産登記の手続きもあわせてスムーズに進めることができます。これら周辺問題をあわせて整理することにより、遺産相続を円滑に進めることができます。

弁護士に遺言・相続を依頼する際の費用

遺言・相続を弁護士に依頼する場合、具体的には、遺言書の作成や遺産分割協議、遺留分請求など、ご依頼の内容や手続きの複雑さによって弁護士費用が異なりますが、当事務所では、ご相談内容をお聞きしたうえで、事前に弁護士費用の見積額をご提示し、ご納得いただいてから業務を開始いたしますので、ご安心ください。

遺言・相続に関する弁護士費用(一例)

当事務所の弁護士費用の一例をご案内いたします。

個々の事案の難易度などにより変動する場合がありますが、その場合は、ご依頼者様と相談のうえ、ご納得いただいてから弁護士費用を定めます。

その他の遺言・相続関連の弁護士費用は、ご相談時に事前にご提示いたしますので、気兼ねなくご相談ください。

法律相談

初回のご相談に限り、1時間無料です(※1)。

なお、初回相談が1時間を超えた場合、又は2回目以降のご相談料は、次のとおりです。

個人・個人事業主のお客様 30分ごとに5,500円(税込)
法人のお客様 30分ごとに11,000円(税込)

※1 お電話・メールでの具体的なご相談はお受けしておりませんので、ご了承ください(基本的に対面でのご相談となります)

着手金・報酬金

ご依頼内容 弁護士費用(税込)
着手金 報酬金
遺言書作成
(定型の場合※1)
220,000円※2
遺産分割協議書の作成
(相続人間に争いがなく、合意が成立している場合)
220,000円
遺産分割協議及び協議書の作成
(相続人間に争いがある場合)
330,000円※3 遺産分割により獲得した遺産額(時価額)を基準に計算した額※4
遺留分侵害額請求
(した場合、された場合のいずれも)
330,000円※5 遺留分侵害額請求により獲得した(又は請求を免れた)遺産額(時価額)を基準に計算した額※4
相続放棄 110,000円※6

※1 非定型の場合(複雑な事情がある場合など)は、別途お見積りします。

※2 公正証書にする場合は、別途33,000円が加算されます。

※3 調停となった場合は別途110,000円、調停後審判となった場合は別途110,000円がそれぞれ加算されます。

※4 遺産分割及び遺留分侵害額請求の報酬額は、次のとおりです。

獲得した遺産額又は請求を免れた遺産額 報酬金(税込)
300万円以下の場合  獲得した遺産額又は請求を免れた遺産額の17.6%
(但し、最低報酬金を33万円とします)
300万円を超え3000万円以下の場合 獲得した遺産額又は請求を免れた遺産額の11%+198,000円
3000万円を超え3億円以下の場合 獲得した遺産額又は請求を免れた遺産額の6.6%+1,518,000円
3億円を超える場合        獲得した遺産額又は請求を免れた遺産額の4.4%+8,118,000円

※5 調停となった場合は別途110,000円、調停後、審判または訴訟となった場合は別途110,000円がそれぞれ加算されます。

※6 被相続人の死亡を知った時点又は先順位相続人放棄を知った時点から3か月以内の場合に限ります。

日当

1 交渉・調停・訴訟案件(23区内に限る)

弁護士が交渉に赴いた場合、または調停・訴訟で出頭した場合、3回までは無料です(着手金に含まれています)。4回目からは、1回につき33,000円の費用が発生します。

2 その他

その他、弁護士が遠隔地に出張する場合、次の日当をお支払いいただきます。

区分 日当の額(税込)
半日(往復2時間超、4時間以内) 3.3万円~5.5万円
1日(往復4時間超) 5.5万円~11万円

実費

弁護士が交渉・調停・訴訟等で外出する場合の交通費、印紙・切手代、戸籍謄本・住民票・登記簿謄本などの取得費用等の実際に必要となった経費をご負担いただきます。

遺言・相続を当事務所にご依頼いただいた場合の流れ

遺言・相続を当事務所にご依頼いただいた場合の手続きの流れは以下の通りです。

面談日時の調整

まず、当事務所に、電話又はメールにて面談を申し込みます。その際、弁護士が簡単に事情を伺います。その後、当事務所で対応可能と考えられる場合は、面談日時を調整します。

初回面談

原則当事務所にお越しいただき、弁護士との初回面談で相談内容を詳しく伺います(WEB面談も可能ですので、ご相談ください)。

弁護士からの提案

弁護士がご相談内容に応じて遺言・相続に関する法的手続きを説明し、具体的な対応方法を提案します。

弁護士費用の提示

ご依頼者様が提案された方法に同意された場合、弁護士が弁護士費用を提示します。ご依頼者様が提示された弁護士費用にご納得された場合、委任契約を締結し、その後弁護士が遺言書の作成や遺産分割協議などの手続きを進めます。

進捗状況の報告

手続きを進めるなかで、適時・適切なタイミングで弁護士がご依頼者様に手続きの進捗状況を報告したり、相談をしたりしながら、ご依頼者様の意向にそって対応を進めます。

お支払い

手続きが完了したら、弁護士がご依頼者様に報酬を請求いたしますので、お支払いをお願いいたします。

まずは当事務所にご相談ください

相続問題は複雑で、専門家のアドバイスが必要なケースが多いです。まずは当事務所にご相談ください。

ご相談では、遺産分割や遺言書作成などの具体的な内容、法律問題の解決の選択肢、それぞれのメリットやデメリット、トラブルの可能性や回避の方法などもアドバイスすることができますので、不安が多少なりとも解消されます。

弁護士からの解決策の提案と選択

弁護士との相談においては、考えられる問題解決の選択肢をいくつかお示ししますので、ご依頼者様の状況やニーズに合った解決方法を一緒に考えましょう。

そのうえで、弁護士はご依頼者様のお考えにそって、遺言書の書き方や遺産分割の方法など、具体的な手続きや対応策を提案します。

また、ご依頼者様の利益を最大限実現するため、他の相続人との間で、ご依頼者様が有利になるような要素や事情があるかをお聞きし、具体的な対応に反映します。

相続は、一生に何度もない大切な手続きですので、当事務所の弁護士とともに十分協議して、最善の方法を選びましょう。

遺言書作成や遺産分割協議

遺言書作成や遺産分割協議は、相続において最も大きな課題ともいえます。当事務所の弁護士は、遺言書の作成方法や公正証書遺言、自筆証書遺言などの違いやメリット、デメリットを説明するとともに、遺産分割協議の進め方や注意点をアドバイスします。

遺産分割協議では、財産の詳細を調査・確認します。また、相続人間の合意や交渉をサポートし、円満な解決を目指します。

また、遺留分侵害の防止や相続トラブルの対策においても、当事務所の弁護士の知識と経験でサポートします。

登記手続きや相続税申告

遺産分割方法が決まったら、不動産登記や相続税申告などの手続きも必要となります。

当事務所では、税理士や司法書士といった他の専門家と連携しておりますので、他の税理士事務所などを探す手間がなく、相続問題を一挙に解決するためのサポートが可能です(税理士や司法書士が具体的な手続き等を行う場合には、弁護士費用とは別に手数料が発生します。この場合は、手数料を予めお見積りのうえ、ご案内いたしますので、ご安心ください)

まとめ:遺言・相続で弁護士に依頼するメリットと注意点

遺言・相続で弁護士に依頼するメリットは、専門知識や経験をもとにした円滑な問題解決です。

当事務所では、ご依頼者様の置かれた状況を正確に理解・把握したうえで、他の専門家と連携を図りながら、ベストな方法を選択・提案し、遺言、遺産分割や遺留分等の相続問題がスムーズに解決することを全力でサポートいたします。

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